独立起業のメリットとは お金を目的にするなら効率が悪い

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起業してお金持ちになりたいです!
というのは起業志望の学生さんなどからよく聞くセリフです。
啓発本やセミナー、その手のサイト等に感化されていると思うのですが、若さに任せて色々とチャレンジをするのは悪いことではありませんし、目標を持つのは良いことです。

しかし、「起業してお金持ちになりたい」というのは冷静に考えると期待値の低い選択です。

※筆者的金持ちのイメージ。モナコでクルージングみたいな。

起業をすると、初任給20万、昇給が年に5千円、プラスボーナス、みたいな生活とはサヨナラです。決まった給料ではなく、事業の成果に応じて収入が増減します。
※厳密には役員給与は1年間変えられないので、実質的には、とご理解ください。

ソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さんのように、大きな富を得られる可能性があります。

しかし、起業すれば本当にそんなに儲かるのでしょうか?

少なくともITベンチャーの世界に限れば、答えは明確にNOです。

日本でも多くの人が起業をしますが、まともに稼げている起業家はほんの一握りです。
その中には何とか生活ができていますというレベルの方も多く、いわゆる富裕層に入り込んでいけるのはその中でもさらにごく限られた人たちだけです。

ベンチャー企業は3年で半分はつぶれるとか、5年後の生存率は1割だとか、そんなような話を聞いたことがある方は多いと思います。
この数字はどれが正確で信ぴょう性があるのかはよく分かりませんが、私の肌感として「要するにほとんどはうまくいかない」という表現は正しいと思います。
起業家の収入の分布は

ほとんど儲かっていない大多数の層
きちんと生活ができる収入のある一部の層
ごくごく一部の富裕層

という感じにると思います。
もちろん「ほとんど儲かっていない大多数の層」の中には、趣味で起業しているだけの人や、明らかに無茶な事業計画の人、訳あって事業を停止している人などもいますので、きちんと事業をしている人に限定すればニュアンスとしてもう少しマシな感じにはなるかもしれません。

ただ上位1%の例外的な富裕層を除いた起業家全体の年収の平均を取ると、サラリーマンの平均年収を下回ると思います。起業家=お金持ちというのは全く誤った幻想です。(知っているって?知らない人が本当に多いんです)

もしお金持ちになるのが目的であれば、30歳になっていない方は例えば医者や弁護士を目指して勉強を開始するのは期待値の高い方法です。最近は弁護士も顧客獲得が大変なようですので医者の方が良いかもしれません。でも医師も弁護士も相応の社会的責任がありますのでそこはしっかりと意識して目指して欲しいと思います。

まあでも、起業してお金持ちになっている人も実際にいますので方法はあると思います。宝くじよりは実現の可能性は高いのではないでしょうか。結果はどうあれ、正しい姿勢で事業に取り組むのであればそういう目標も良いかもしれませんね。

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